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映画大好き、招き猫店長こと小出恭正です。
最近、毎朝の楽しみがNHK朝の連続テレビ小説『半分青い』。
ヒロインの幼なじみ役に佐藤健さんが出演されていて、
そういえば佐藤健さんが主演されていた実写版の『亜人』を見ていなかったので、
Amazonビデオで見てみることに。
実写版『亜人』はこんな映画
亜人とは不老不死の力を持った新人種のことです。
主人公・永井圭が亜人になったことで、人間VS亜人の戦いの巻き込まれていくというストーリーです。
予告はこんな感じ。
アニメ版との違い
劇場版は2時間弱という制約の中なので、全部盛り込むことはできないのは承知でしたが、僕が見たアニメ版とはだいぶ設定が違いました。
主要な二人の設定を比較してみます。(多少、ネタバレを含みますのでご注意ください)
主人公・永井圭
アニメ版だと医者を目指す高校生でしたが、実写版ではすでに研修医になっています。徹底的な利己主義者で、平気で人も利用する設定だったアニメ版と比べて、実写版では優しいお兄さんに変わっていました。
敵対する亜人・佐藤の凶行を止めるのもアニメ版では自分の身が危うくなると考えて、仕方なく動くのに対して、実写版だと佐藤の凶行を見て、自分しか止める存在がいないと固い決意を持って佐藤と対峙します。
黒い幽霊(亜人が出せる分身のようなもの)に関しても、アニメ版では幼少期に会ったことがあると言っていましたが、実写版では特に触れていませんでした。
永井圭の黒い幽霊が命令を聞かないが天の邪鬼という設定もどっか飛んでいっていました。
この永井圭の性格の違いが大きいですね。アニメ版だと、元々利己的な性格が
亜人になってさらに強化されます。平気で人を利用しますし、裏切ります。イヤなやつです。
実写版では利己的な性格が垣間見えないので、ちょっと永井圭のキャラが薄れてしまったように思えて残念です。
もう少し、そこはアニメ版に寄せてもよかったのかと。
最凶亜人・佐藤
アニメ版では初老の佐藤も、実写版ではかなり若い設定になっています。
アニメ版に寄せるために、綾野剛さんの髪が白髪っぽくなっています。
戦闘狂の傭兵というアニメ版の設定も実写版では20年も政府に拘束されて、
憎しみの固まりになっている設定に変わっています。
永井圭はだいぶ違っていたものの、佐藤に関しては年齢を除いてはあまり変化は見られませんでした。
綾野剛無双
実写版『亜人』は佐藤健さん、綾野剛さんのW主演にはなっていますが、
完全に綾野剛無双です(笑)
綾野剛さんのドスの効いた喋り方、お茶目な言い回し、鍛え抜かれた肉体、どれをとっても綾野剛さん中心にできていますね。警察の特殊部隊とたった一人で戦うシーンは圧巻で、開いた口が塞がりませんでした。
アニメ版でも佐藤の存在感は圧倒的で、実写版でもそれは引き継がれています。
佐藤無双のシーンはぜひ見て欲しいですね。
ラストは意外な展開
原作ではまだまだ亜人・佐藤との戦いは続いていますが、実写版『亜人』では一応、決着が付きます。
あまり言うと、ネタバレになってしまうので、多くは語りませんが「あ、こんな感じなんだ?」というラストです。正直言うと拍子抜けというか、続編ありきだなという感じのラストでした。
まとめ
実写版『亜人』は原作を意識しつつも、見方を変えたストーリーなので、
原作・アニメをしている人が見ると、「あれ?」と思うかもしれません。
どちらかというと、原作・アニメを見ていなくて、佐藤健さん・綾野剛さんが
好きな方にオススメな映画です。特にお二人の肉体美とアクションは必見ですよ!
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